音楽を始めたいけれど、どの楽器を選んだらいいのか迷っているあなたへ。
インスタコードは初心者から上級者まで幅広く楽しめる新感覚楽器です。
そんなインスタコードと、そのエントリーモデルであるaiwa play RX-01の違いを徹底比較してみましょう。
この記事では、インスタコードとaiwa play RX-01の魅力を解説し、初心者にもおすすめできる理由を紹介します。
どちらを選ぶか迷っている方も、これを読めばきっとあなたにぴったりの楽器が見つかるはずです。
音楽の楽しみ方を広げて、新しい才能や趣味を見つけましょう!
InstaChord+ IC31 | aiwa play RX-01 | |
---|---|---|
価格 | 42,900円 | 37,800円 |
本体カラー |
メタリックグレー |
ストーングレー |
プリセット音色 |
26パターン |
23パターン |
カスタム音色 |
GM128音色から |
✕ |
演奏モード | S: はじく、H: たたく、T: 触れる、P: 押さえる、B: ボタンを押す | S: はじく、H: たたく、T: 触れる、B: ボタンを押す |
MIDI機能 |
USB MIDI |
✕ |
メロディ演奏 | ◯ | ✕ |
ルーパー | (実装予定) | ✕ |
チューニング |
430Hz ~ 450Hz |
440Hz |
スタイル |
4種類 |
1種類 |
パッド感調整 | パッドごとに設定可能 | 全体の感度を調整 |
マイナーキー(短調) | ◯ | ✕ |
7th Lock | ◯ | ✕ |
以上のようにインスタコードとaiwa playには違いがありますが、これらのうち購入前に知っておきたい機能面の違いについて少し詳しく解説します。
InstaChord+ IC31 | aiwa play RX-01 | |
---|---|---|
Touch-Guitar | ○ | ○ |
Ac.Gt.Steel | ○ | ○ |
Ac.Gt.Nylon | ○ | ○ |
E-Gt.Jazz | ○ | ○ |
E-Gt.Clean | ○ | ○ |
E-Gt. Power | ○ | ○ |
UKULELE | ○ | ○ |
Shamisen | × | ○ |
Ac-Guitar Pro | △ | ○ |
E-Guitar Pro | △ | ○ |
Piano | ○ | ○ |
E-Piano | ○ | × |
MUSIC BOX | ○ | ○ |
ORGAN | ○ | ○ |
Karimba | × | ○ |
Harpsichord | × | ○ |
Accordion | × | ○ |
Synth1 | × | ○ |
Synth2 | × | ○ |
Piano / Piano | ○ | × |
E-Pf / E-Pf | ○ | × |
Org / Org | ○ | × |
Strings | ○ | × |
Brass | ○ | × |
Whistle | ○ | × |
Synth Pad1 | ○ | × |
Synth Pad2 | ○ | × |
Sound FX | ○ | × |
E-Gtr / Piano | ○ | ○ |
Synth / E-Gtr | ○ | ○ |
Synth / Piano | ○ | ○ |
Bass / E-Gtr | ○ | ○ |
Piano / E-Gtr | ○ | × |
Synth / Melody | ○ | × |
Brass/ Drum | ○ | ○ |
プリセット音色は、インスタコードが「26パターン(18音色)、とaiwa playが「23パターン(20音色)」となっていますが、その詳細は上記のとおりです。
大きな違いとしては、aiwa playには、演奏コード「P:押さえる」に対応したストリングス系がプリセットされていない代わりに楽しくて使いやすい音色であるカリンバやアコーディオンなど追加されています。
一方、インスタコードには、キーボード系の音色に両手弾きモードが搭載され、凝った複雑な演奏もできるようになっています。
なお、インスタコードにはサスティンなしのギター音色がプリセットされていませんが、元々ボタンキーでサスティンコントロールができますのでプリセットしておく必要はありません。
加えて、インスタコードでは、電子楽器の標準規格「General MIDI(GM)」規格に準拠した128音色からカスタマイズできますので、多彩な楽器を演奏することが可能です!
インスタコードとaiwa playの演奏モードの違いは、「P:押さえる」の有無です。
これはプリセット音源の違いでも触れましたが、aiwa playには「P:押さえる」モードで演奏するストリングス系の音色がっぷりセットされていないからだと思われます。
また、左手キーのスタイル(ボタン配置)については、インスタコードが4種類用意されているのに対し、aiwa playは1種類となっています。
これは複数の人が共用する場合に、同じボタン配置(指使い)で気軽に弾き語りを楽しめるようにシンプル化が図られたもので、一人使いで自分仕様にボタン配置を設定して演奏しやすくしたい人にはインスタコードがおすすめとなります。
インスタコードとaiwa playの大きな違いの一つが、MIDI機能の有無です。
そのためMIDIコントローラーとしてDAWと接続することを考えているDTMerは、MIDI機能を搭載するインスタコード一択になります。
インスタコードは、USB接続とBluetooth接続のどちらにも対応しており、特に遅延も気になりませんので打ち込み感が少ないかなりリアルな入力が可能になります。
aiwa playは標準的なピッチ(440Hz)でチューニングされていますが、楽器経験がある人は442Hzなど他のピッチでチューニングしたいこともあると思います。
インスタコードでは、430Hz から 450Hzの間で1Hz刻みの設定が可能ですので、特に他の楽器と一緒に演奏を予定している人には嬉しい機能です。
インスタコードでは、マイナーキー(短調)設定や7th をロックする機能があります。
これによりインスタコードでは、より複雑で表現豊かな演奏を行うことが可能になっています。
インスタコードとaiwa play RX-01の違いを確認すると、価格差以上にインスタコードのカスタマイズ性が際立ってきます。
でも一方で、エントリー版としてaiwa playが発売されたことからもわかるように、「機械モノが苦手」という人にとってはいろいろな設定ができることがデメリットになることもあります。
そんな人のためのaiwa play ですが、実はインスタコードは初心者にこそおすすめなのです!
インスタコードは、簡単にフォームウェアをインストールして機能をアップグレードできることが特徴ですが、なんとインスタコード本体にaiwa play のファームウェアをインストールすることもできるのです。
そうすることでインスタコードに慣れるまでは、設定や操作が簡単なaiwa playとして演奏を楽しみ、慣れてより複雑な演奏やDTMで利用したいと思ったら、インスタコードのフォームウェアをインストールすればインスタコードとして利用することができるようになります。
これまでもフォームウェアのアップデートで機能が増えたり、ハードウェア自体もアップデートできるなど、インスタコードの柔軟性には驚かされていますが、中身をaiwa playと入れ替えることができるにビックリさせられました!!
インスタコードの中身をaiwa playのフォームウェアに書き換えることはとても簡単です。
これまでのインスタコードのフォームウェアアップデートと同様、付属のUSBケーブルでインスタコード本体をパソコン(Windows / Mac / Chromebook)と接続し、ウェブブラウザ(ChromeまたはEdge)でaiwa playのフォームウェアのページで開いてクリックするだけで行うことができます。
本記事では、初心者にもおすすめのインスタコードとaiwa play RX-01との違いを徹底比較しました。
インスタコードは多機能性、高いユーザー満足度、そしてMIDI接続によるリアルな音の再現など、初心者から上級者まで幅広く楽しめる新感覚楽器です。
aiwa play RX-01はインスタコードのエントリーモデルとして誕生し、初心者にも使いやすい特徴と利点があります。
インスタコード本体を簡単にaiwa playに変更でき、上達に合わせてインスタコードに戻す方法も簡単です。
インスタコードは初心者にもおすすめできる楽器であり、aiwa play RX-01と共に音楽の楽しみ方を広げることができます。
迷っている方はぜひインスタコードを試して、自分に合った楽器として楽しんでみてください。音楽の世界が広がり、新しい才能や趣味が開花するかもしれません。
利用者のニーズをくみ取って日々進化するインスタコードですが、評判や利用者の口コミについては別の記事で紹介していますので、まだ購入しようかどうか決めかねている人はそちらもご確認してください。